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be Blog Vol.13【手のひらを太陽に】

be Blog Vol.13【手のひらを太陽に】

「手のひらを太陽に」という歌をご存知でしょうか。
私はこの歌が大好きです。とても前向きでシンプルにまっすぐ生きて行こうという感じがしています。

 

作詞をしたのが「やなせたかし氏」です。

50年前、高度経済成長期に仕事は減り始めていた頃、暗い部屋の中で作詞の仕事を電気スタンドひとつでおこなっていた時に、
ふと明かりに手をかざしてみたら、こんなに元気がないのに手には脈々と真っ赤な血が流れていて、その時に「手のひらを太陽に」という歌が誕生しました。

先月他界され、随分前にテレビの番組で「爆笑問題の太田君と田中君がやなせたかし氏の工房で対談している番組」を見ました。
再放送をしていたので、少し見たのですが、当時92歳なのにあまりにお元気で少年のようにキラキラしている方なんだなと改めて感じました。

彼はアンパンマンを誕生させるまでに、長い道のりがあります。

戦争から帰って来て正義とは逆転してしまうものであることに気づき、戦争はどの国でも貧しさを生んでしまう、ひもじい思いをしてる人を助けるのが先決だと気づき、
アンパンマンの顔を困った人に分け与えるのもこの頃になんとなく考えられていたのかもしれませんね。

デパート店員、記者、作詞家といろんなことを経験され、三越のロゴも彼のデザインです。

関西から9つ下の手塚治虫氏が上京して来ました。
自分では早く画ける方だと思っていたが、治虫氏は格段上で、
タクシーの中でも画くし、映画やテレビを見ながらも画きます。しかも仕上がりは、ラフではなく下絵レベルのきれいで早い仕事ぶりとのこと。。。。
天才ですね!

70歳くらいでアンパンマンを画いた時にそんなものは売れないうけないと言われる時代でした。
時代的にヒーローは強くて当たり前で、自己犠牲を伴うアンパンマンは絶対うけないと思われたそうです。
実際には子供にうけてヒットをすることが出来ました。

昔出来なかったことでも種をまいておくことで何十年も先に成し遂げられることもあるんですね!

また、子供アニメの寿命は6年と言われていているのですが、幼児アニメなので期限はないようで、今も子供に人気ですね。
やなせ氏はアンパンマンとバイキンマンはみんなの心中にいるものとしています。


それは、バイキンマンには、悪の哲学の意味を込めてるからです。人はなまけたいとか、女の人にちょっとちょっかい出したいとかそんな心を持っています。
おいおい!女の人ですか?!と思わず突っ込んでしまいたくなりましたが。。。

アンパンマンのお話の中でバイキンマンは確かにものすごく悪いことはしていない気がしますし、
すぐ退散してしまうから、最後まで悪を貫き通さないところも、みんなの心の中の葛藤なのかと、個人的に納得しました。

震災後に陸前高田に1本残った松がありそれを歌にしてプレゼントもしています。
とにかく最後まで元気で誰かの為に!というところがかっこいいです。

ご当地キャラも約200程作成してますが、お金をもらっていないんですよね。
払ってくれたのは2カ所って、、、なんだかひどいなあと思います。

お役所系の人からの依頼で予算がないから原稿代がただでお願いされたり等もありました。えっ!?と最初は思ったが結局は無料でやってあげたんですね。。。

ファンとのイベントでは無料な上に、声優さん達には相当なギャラを自腹で支払っています。すごい人です。

やなせ氏自体がまるでアンパンマンです。お金を誰かの為に使いどう喜んでしまうかをいつも考えいて、本当にすごいなぁと思います。

どんな時もテーマは「生きて行こう!」と発信していこうと思っているからなんですね。。。
だから「手のひらを太陽に」を聞いたりと歌ったりすると、当たり前のことだけれども元気になれるんだなと思います。

シンプルに生きて行こう!って言葉、、、とてもいいなと感じました。


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