ビィ デザイン株式会社

be Blog Vol.9【あばら骨きんこ】

be Blog Vol.9【あばら骨きんこ】

大学の頃、英語の授業で美術史を全員で分担して翻訳し発表するというスタイルの授業がありました。
もちろん美大ですので、美術に沿った内容です。

 

順番に発表がまわってくるのですが半年に一度の割合くらいなので、まじめにやっている人はかなり少なかったのです。

翻訳するテキストは、美術史全般が書かれたものでした。

ある生徒の順番が来た時に、発表を聞いていたら単調な感じでずっと話しているのですが、何度か出て来るある言葉に教室がざわざわしました。

間違いなくその生徒はインターネットで翻訳アプリケーション(【エキサイトの翻訳】等)を使用して、一括変換をし確認をしないまま発表しているようでした。

美術を学んでいる人ならば気づくようなword「volt」を前後の単語と絡めて訳し[あばら骨きんこ]となってしまってました。
何も考えずにやっつけでこなしているのは恥ずかしいですね。。。少しは考えないと恥をかいてしまうのですね。。。

翻訳ソフトを使用しても前後の意味合いから、意味が違ったりニュアンスが違ったりするので難しいと思います。
上手に利用したいと思う出来事でした。


日本で有名な翻訳者といえば、戸田奈津子さんです。

映画の字幕どおり訳すと意味が全然違うし、そこは経験で口に合わせて状況に合わせて、一番適した言葉を探るのです。
経験値がないと難しいのでしょうね。
映画の字幕を見ていると違和感がないのは計算されて作られているんですね。

字幕は映画を見ながらなので短めに訳されてます。
吹き替えにすると意味が少し違ったりするので、字幕と確認できます。

女性ときれいな夜景の見えるレストランで恥ずかしいセリフを言っていたのはバブルの頃でしょうか。。。

君の瞳に乾杯!

この多くの人が知っているセリフは、映画『カサブランカ』からきているんですね。
でも、英文を見る限りそんなワードはありません。

Here is looking at you.

あなたをみつめている。。。くらいでしょうか。
ここに情景や気持ちをもっているんでしょうね。
天才ですね。

映画『A.I.』では主人公のロボットに向かって仲間のロボットが、人間に廃品回収されてしまう時に別れの言葉を言います。

i am. I was.

私は生きる。私は生きた。

翻訳ソフトは便利ですが気の利いたセリフや、ネイティブな会話ではきっと通じないんでしょうね。
そのまま使用して『あばら骨きんこ』なんて訳さないようにしたいなと思います。
少しは興味を持って映画も見ていくと英語もすらすらと入ってくるといいなと思います。


最新記事