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be Blog Vol.6【シームレスカプセル】

be Blog Vol.6【シームレスカプセル】

森下仁丹という企業名を聞いて「仁丹」がどんなものか理解出来る人は30代後半以上でしょうか。
ナポレオンみたいなおじさんがくっついたロゴというイメージがあります。
あれは誰なのでしょう。

 

昔からライバル企業がなく商売をしていて年商39億売り上げれいたのですが、近年3億へ落ち込み、
新社長を外部から招き、年商100 億に上げ再建を果たしたそうです。

仁丹=おばあちゃん、おじいちゃん

仁丹は滋養強壮の薬としてお年寄りに愛されているものだそうです。
昔は仁丹といえばなんでも治る万能薬的な存在だったようです。

最近は、檀蜜が梅仁丹のコマーシャルに出ていてたり
LINEのスタンプにも檀蜜のイラストがあるんですね。
ちょっと意外でした。新しく若い人にも購買層を広げようとしているのでしょうか?

コーティングしているあの銀色のもが、本物のAg 銀というところに驚きました。
ちょっとかっこいい気がします。。。内容成分を安定化して届けることができるのです。


仁丹は、他の分野でも売り上げを上げていて、持っている特許の中でシームレスカプセルがあります。
仁丹で使用している「コーティング技術」を利用しています。
従来の軟カプセルでは困難とされていた酸に弱い物質のカプセル化を可能にしたそうです。
日本人はすごいですね。

シームレスカプセル技術は、
製法特徴は、ソフトカプセル(ロータリー法:ゼラチンシートを予め作り型を通すときに上下をあわせてカプセル化)、
ハードカプセル(型を予め成形し(オス・メス2種類)内容物を充填したあと組み合わせる)に比べ
滴下法:滴下型製法で型を使わずに内容物と皮膜を同時に形成するものです。

4 層構造になっていて、溶けたい場所できちんと効いてくれる所がすごいところです。アジア圏でもまねされる前に、
特許をとってあるので、企業としてもすごいなと思います。

シームレスカプセルは文字通り継ぎ目がなく、真球に近い球形をしています。
その形は葉の上で滴ができるように界面張力を利用した「滴下法」による独自技術で作られてるそうです。

ノズルからぽたぽたたらしてコーティングしていくのですが、ノズルの中の構造が二重になっていて
外側:コーティングする皮膜物質
内側:薬などの内容物
滴となって落ちて行く時につなぎ目の無いシームレスカプセルが出来上がります。

液体の薬を固体にでき、保存も安定させれるそうです。
また、マイクロサイズも可能、硬度の調製も可能と柔軟性があることがいろんなものに使用できるんでしょうね。

ちょっと変わった研究として、この技術を利用してレアメタルの改修も行えるようです。しかも工場排水から…!!
排水に産業用カプセルを投入するとレアメタルが浸透・付着し、カプセルごと燃やしてしまえばレアメタルだけがとりだせるそうです。
資源の再利用にもなるし、恐るべきカプセルですね。

いろんな分野で利用されて病気を治す薬等だけでなく自然をきれいに戻したりもできることに期待したいです。


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