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be Blog Vol.43【守破離(しゅはり)】

be Blog Vol.43【守破離(しゅはり)】

 

先日テレビ番組でトップアスリートが茶道の師へ通うというものがありました。なんだろうと思っていたら、どうやら茶道でのステップ(工程)がキーワードのようです。

各種の修業のために、理想的なステップ(工程)を3段階に構成された考え方が「守破離」というものです。武道、茶道、芸術、スポーツなどでも用いられてます。ひとつずつイメージを確認をするとこんな感じです。

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▶︎守:師や流派の教え、型などを忠実に守り身につけること

▶︎破:基本を習得後に自分なりのやり方を創意工夫すること

▶︎離:新しいものを自分なりに確立すること

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▶︎守 1万時間の法則(石の上にも三年)があてはまりますね。
世界の超一流スポーツ選手は自己啓発本を読んだりしてるようです。まねをした日本のオリンピック選手がメダルを獲得したそうです。海外選手は漫画を読んだりしてなかったそうです。気づけることもとても大切で、気づきを実行することもより大切ですね。

▶︎離 超一流アスリートのルーティンも創意工夫して自分の流れを作り上げたということのようです。ラグビー選手のあのポーズとか有名です。

 

仕事でもスポーツでも、難しいものや分野の違うことは、習得し身につけるまでには時間や労力がかかります。 

私は足掛け10年以上茶道を続けています。しかしながら、第1優先ではなく第5優先くらいなため同期よりもだいぶモチベーションと稽古量が違います。

 

少し前に、茶道の映画を観ました。「あなたも、10年もやってるんだから、、、ちっとは工夫しなさい。」と師匠がお弟子さんにいうセリフがありました。【守】で止まっていたのではないかと気づきました。モチベーションに波があるため、なんとなく稽古していた節があり、もっと上を目指したいと思いました。

茶道においては、稽古をした回数分だけ上達し、好きになり、工夫しもっと好きになり、よりこころをこめたお点前ができるようになります。「おもてなし精神」です。
すごく長く稽古を続けている方でも、全然覚えようとしない方もいます。カルチャースクール感覚なんだと思いますが、やはり「道」とつくのだから個人的にはある程度のお点前が、表千家の「清流無間断 ― せいりゅうにかんだんなし(清流は絶え間なく流れている お点前はさらっとしていて気がついたら終わってるのがベストなのです)」のごとく、さらっとできる大人でいたいと思います。

守破離の精神は千利休さんの歌の「規矩(きく)作法 守り尽くして破るとも 離るるとても本を忘るな」から引用された3文字という説があります。

茶道は道という言葉がつきます。茶の道を極めるために日々精進するっていうことなのかもしれません。剣道も「日本剣道形」があり、まずはこれをマスターすることで段を取得できます。こちらは剣の道を極めるってことでしょう。小学2年から高校まで続けましたが、何か道は開けたのかは未だに疑問ですが、粘り強さやこころの強さは養われたのかもしれません。

ビジネスの世界にも通用する「守破離」という思想。いろんな経験と一歩引いた視点を持つことなど、守から始まる考え方を参考にしたいなと思います。


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