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be Blog Vol.40【フランケンシュタイン アート展】

be Blog Vol.40【フランケンシュタイン アート展】

 

NHKの番組「100分 de 名著:フランケンシュタイン」を再放送で見たばかりだったのでタイムリーでした。

怪物の名前ではなく、博士の名前がフランケンシュタインです。

怪物は最初何も知らなくて前向きに嫌われても隠れて人間の言葉を覚えていったというところが
今までのイメージとまったく違っておりきちんと読んでおきたいと思いさっと本も読んでみました。

アート展示は、生命の謎を解き明かそうと死者の断片をつなぎ合わせて怪物を生み出してしまう科学者のお話しの世界ですが、現代ではそれを実際におこなうという試みがなされています。

英国の小説家メアリー・シュリー「フランケンシュタイン」の小説が出てから200年の記念アート展では、培養した耳の展示や鳥のタールまみれの展示やユニコーンの死骸に電気を通して動かすという展示など、テーマは「蘇生」「人新世界」「生世界」です。

今回の展示は細胞や微生物のモチーフなどで、特に説明のないものが多かったです。デザイナーの故アレキサンダー・マックイーンの皮膚で作ったジャケットの展示もありました。

学生が大学での将来の素材開発プロジェクトの一環として、マックイーンのDNAから皮膚を再生しようと試みたものらしいです。

“皮膚”は本人の体つきやサイズ、タトゥーやホクロ、そばかすの位置まで実物とウリふたつに再現されたものというのですごい時代だなと思いました。

本の中では、主人公が恐ろしい物語を書いてみようという流れで書いたものなのですが、
作ってしまった後に本当に動きだしてしまい逃げ出してしまうことで愛されない怪物は自分で言葉を学びある家族をこっそり観察して、いつか自分を受けれいてもらおうとします。

しかし容姿が化け物なので、拒絶されます。突然やってきて、友人になって欲しいなどと普通の見た目の人でも怪しいですけどね。。。

化け物も愛が欲しくて「女(化け物)を作ってくれたらヒトを殺したりしない」とフランケンに迫りますが、拒んだため大切な人を次々と殺されます。

ヒトの身勝手な考えで作ってしまった化け物を、やっぱり怖いからと逃げ出してしまったのではかわいそうすぎるなと単純に感じました。

200年前の物語では絵空事であったのに、現在ではDNAからクローン作成で作れてしまいます。

今後もあっという間に科学は進歩していくのだろうと思いました。
 


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